自動車整備士資格制度が変わります
国土交通省による制度見直しに伴い、令和9年1月1日から自動車整備士資格が新しくなります。
自動車の電子制御化・電動化の進展に対応するため、資格区分や求められる知識・技能が現代の車両技術に合わせて再構築されます。
これから自動車整備士を目指す学生の皆さまは、原則として本改正後の制度で資格取得を目指すことになります。
画像が見えにくい方はファイルをダウンロードしてご確認ください。 ⇒ 自動車整備士の資格制度が変わります.pdf
「主な変更点」
①資格区分の再編
・従来の「ガソリン・ジーゼル・シャシ」などの区分が整理され、これからの車両技術に適した、より明確で理解しやすい資格体系へ改められます。
②電子制御技術に関する内容の強化
・ハイブリッド車、電気自動車、先進安全装置(ADAS)などに対応するため、電子制御装置に関する知識・技能が必須項目として拡充されます。
③実務経験要件の見直し
・一部資格について、取得に必要な実務経験年数が短縮され、より早期に資格取得を目指せる制度へ変更されます。
④整備方法や設備要件のアップデート
・スキャンツールを活用した電子診断など、現代の整備現場に合わせた整備方法・設備基準が導入されます。
今回の制度改正は、「将来の自動車整備に必要な技術を無理なく身に付けられる体制」を整えるためのものです。当校では新制度に対応した教育内容を順次整備し、皆さまの資格取得と技術習得をしっかりと支援してまいります。
※国土交通省の通知の詳細はこちら ⇒ Microsoft Word - 【220513】自動車整備士見直しとりまとめ





